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Questaユーザ会2021

イベント情報

開催期間:オンデマンド
会場:オンライン

Questaユーザ会 2021 - Day 1

開催日時: オンデマンド

【セッション1】SoC設計サイクル全体での検証効率の向上とブロック設計フェーズで使った、テストベンチの再利用率の向上
設計サイクル全体での検証を考慮する場合、通常はブロック設計フェーズのテストベンチとSoCレベルのテストベンチは異なる環境で実現されます。ブロックレベルからSoCレベルまでの検証環境を効果的に構築する事は、大きなチャレンジとなります。ここでの重要な課題は、検証工数の大幅な削減および検証品質の向上です。本セッションでは、テストベンチのポータビリティの実現により、検証環境再利用性の向上と、ツールによる自動化でテストベンチ作成時間の工数を削減する方法をご紹介いたします。

【セッション2】Questa CDC アップデート:非同期検証における精度向上とデバッグ効率向上
LSIの大規模・高機能化にともなって、クロック・リセットドメインの数は増え、ドメイン間の動作依存関係も多様化・複雑化しています。そのためCDCは、その失敗がリスピンにダイレクトに繋がるクリティカルな検証項目となっています。リスピンに繋がる様な不具合を事前に検出するために、CDC検証には高い検証精度が要求されています。同時に、デバッグ作業の負荷をいかに軽減できるかも大きな課題となっています。シーメンスEDAは、このような課題に継続的に取り組み、Questa CDCのバージョンアップ毎に改善を行っています。本セッションでは、最新版のアップデートと、Questa CDCにおける検証精度とデバッグ効率向上のアプローチについて解説いたします。

【セッション3】ユーザ様ご講演:CDCバグフリーというコミットメントの実践
株式会社OKIアイディエスでは、年間150コードを超えるFPGA開発プロジェクトをこなしています。その中で10年以上前から問題となっているのが、CDCの検証手法です。IPベースの設計が進むに連れ、そのIPが準拠するクロック仕様に従うと、おのずと非同期クロックドメインを含む設計になります。CDCの問題は好むと好まざる関わらず、逃げられない問題として顕在化しています。であるならばツールテクノロジを徹底的に活用した検証プロセスを進んで実践するべきです。このセッションではOKIアイディエスの標準フローとなっているCDC検証について解説します。

申込み方法

「ウェビナーをまとめて登録する」もしくは「オンデマンドで視聴」のボタンをクリックして、ウェビナー登録フォームページにアクセスし必要事項をご入力ください。

ご注意

  • 弊社が競合、異業種と判断した企業およびその代理店の方、法人格を持たない個人の方、対象外と判断した方については、ウェビナーへの登録、参加をお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • ご所属企業の連絡先でご登録ください。
    (フリーメールアドレス、携帯電話アドレスでの登録は受け付けておりません)
  • プログラムや日程は予告なく変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

ウェビナーに関するお問い合わせ先

シーメンスEDAジャパン株式会社
コーポレートマーケティング部
E-mail: mgj_seminar@mentor.com

概要

Questaユーザ様に向けた「Questaユーザ会2021」をオンデマンド形式で配信いたします。製品機能のアップデートと、設計・検証の自動化および効果的な管理手法を解説し、設計・検証品質を向上させるための情報をお届けいたします。

また今年は、ゲストスピーカーに、 株式会社 OKIアイディエスの山本様をお迎えし、「CDCバグフリーというコミットメントの実践」をご講演いただきます。ぜひ、ご視聴ください。

Questaユーザ会 2021 - Day 2

開催日時: オンデマンド

【セッション1】Questa Simアップデート: 検証工程とデバッグの効率化
今日の大規模複雑化するLSI/FPGAの設計では、限られた時間とリソースの中で効率的に検証作業を行うことが重要な課題となっています。整理されていないワークフローでは、冗長な作業や非効率なプロセスにより、検証TATが大きく伸びてしまうといった問題があります。また、特定のエンジニアしかメンテナンスできないようなスクリプトや環境には、再利用性が非常に低いといった問題があります。これらの問題に対処するためには、ワークフローの中に自動化手法を取り入れる等の改善を行っていく必要があります。本セッションでは、Questa Simによるリグレッションテストフローの自動化メカニズムをご紹介いたします。また、新しいデバッグ環境Visualizer Debug EnvironmentとQuesta Simのアップデート情報をお知らせいたします。

【セッション2】Questa Formal アップデート: フォーマルカバレッジによるデザインサインオフ
HDLデザインの検証トレンド調査によると、カバレッジドリブン検証の重要度が大きくなっています。カバレッジの向上において、フォーマル検証の高い網羅性はシミュレーションカバレッジを補完する手法として期待できます。今までのフォーマル検証では、シミュレーションカバレッジとフォーマルカバレッジを同一指標として統合することができませんでした。本セッションでは、デザインサインオフに重要なフォーマルカバレッジの取り扱い手法とQuesta Formalの最新アップデートについてご紹介いたします。